『国際交流基金バンコク日本文化センター日本語教育紀要』
第7号( 2010年 11月発行 )
目次
特別寄稿
プロフィシェンシー重視の教育をめざす ――「使える日本語」を身につけよう―― | 嶋田 和子 | 1 |
論文 |
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日本語学習者の作文の誤用への気づきと修正 | 石橋 玲子 | 11 |
タイの高校における日本語学習者の日本語学習に対するビリーフ ――バンコクにある国立高校の日本語学習者を対象に―― | Supornpan Jitbantao | 21 |
談話における「~てくれる」と「~てもらう」の習得 ――タイ語を母語とする学習者を中心に―― | Tewich Sawetaiyaram | 31 |
タイ中等教育における日本語学習動機と学習行動との関係 ――積極的に学習行動を行う上位郡と下位郡の比較―― | 吉川 景子 | 41 |
実践・調査報告 |
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バンコクに拠点をおく日本語ガイドに求められるもの ――ベテランガイドへのインタビューに基づいて―― | 千葉 真人、高田知仁 |
51 |
ピア・ラーニングにおける「ファシリテーターとしての教師」 ――理論と実践からみる教室内における二つのファシリテーション―― | 加藤 伸彦 | 61 |
専門職としての日本語教員の養成 ――タイ・コンケン大学の事例研究―― | 西野 藍、平田 真理子 | 71 |
タイ日教師間の協働に焦点を当てたワークショップの実践 ――第15回ラチャ会セミナーを通して―― | 松尾 憲暁、香月 裕介 | 81 |
タイ人日本語学習者の発話に見られる標識 | 水野 吉徳 | 91 |
コース・シラバスから見た「観光日本語」科目の概要・目標・内容 ――選択必修科目コースを有するタイの大学を事例に―― | 森 康眞 | 101 |
日本語学習者のためのディベート活動デザイン ――かみ合った議論を目指して―― | 大野 直子、吉澤 明子 | 111 |
中等教育機関の日本語選択コース教材作成にあたっての 調査結果報告 | Prapa SANGTHONGSUK、 三浦 多佳史、渋谷 実希 | 121 |
タイにおける日本語教育とタイ国日本語教育研究会の歩み ――過去20年間の資料編纂を担当して―― | 齋藤 正雄 | 129 |
グループワークを取り入れた中上級の作文指導 ――メディア教材を利用して―― | 武井 啓子 | 139 |
海外学習環境における学習リソースについての一考察 ――タイ・日間を結んだ遠隔授業実践の改善を通じて―― | 牛窪 隆太 | 149 |
要旨 | 159 |
本冊をお持ちの方へ お詫びと訂正
『バンコク日本文化センター日本語教育紀要 第7号』の本冊につきまして、何点か訂正箇所があります。
- 「タイ日教師間の協働に焦点を当てたワークショップの実践―第15回ラチャ会セミナーを通して―」執筆者のお名前に間違いがありました。正しくは、KATSUKI Yusuke氏です。
- 「タイにおける日本語ガイドに求められるもの―ベテランガイドへのインタビューに基づいて―」ですが、正しいタイトルは、「バンコクに拠点をおく日本語ガイドに求められるもの―ベテランガイドへのインタビューに基づいて―」です。また、執筆者のお名前に記載漏れがありました。正しくは、千葉真人氏、高田知仁氏のお二人です。ご所属はSiam Universityです。
- 「専門職としての日本語教員養成―タイ・コンケン大学の事例研究―」ですが、正しいタイトルは、「専門職としての日本語教員の養成―タイ・コンケン大学の事例研究―」です。また、P72 の図①で「ス キ」となっていますが、正しくは「スキル」です。
以上、深くお詫び申し上げますとともに、訂正させて頂きます。