日本映画祭2026

日本映画祭2026

バンコク ■
2月13日 (金) – 22日(日)
House Samyan
( Samyan Mitrtown 5階  ) 
チェンマイ ■
2月27日 (金) – 3月1日(日)
Communication Innovation Center
(チェンマイ大学コミュニケーション
イノベーションセンター3階)
コンケン ■
2月27日 (金) – 3月1日(日)
Maielie Khon Kaen
チェンライ ■
2月28日 (土) – 3月1日(日)
チェンライ現代美術館 2階

国際交流基金バンコク日本文化センターは、House Samyan、Dude,Movie、およびBerng Nang Clubとの共催で、“日本映画祭 – Japanese Film Festival 2026 (JFF 2026)” を開催します。本映画祭は、在タイ日本国大使館およびタイ国日本人会によるご後援のもと、バンコク、コンケン、チェンマイ、およびチェンライの4都市で行われます。JFF 2026では、ドキュメンタリーやドラマ、サスペンス、名作アニメ、そして日本映画史の名作などを15本の多岐にわたる日本映画をお楽しいただけます。

今年も多彩なジャンルの映画を揃えました。注目の作品について、以下ご紹介します。

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『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』
西暦2029年―。情報化の進展と同調するように、より高度に凶悪化していく犯罪に対抗するため、精鋭サイボーグたちによる特殊部隊・公安9課、通称“攻殻機動隊”が設立された。隊長である全身義体のサイボーグ・草薙素子は、国際的に指名手配された正体不明のハッカー“人形使い”を巡る捜査に乗り出すことになるが―。

Still image from ‘SEVEN SAMURAI’
©1954 TOHO CO., LTD.

Still image from ‘The 94-Year-Old Gay’
©MBS/TBS

「七人の侍には真の勝者はいない、生き延びる者だけだー」
黒澤明監督の1954年傑作『七人の侍』は、日本の封建階級と戦を描いた映画です。1954年第15回ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞を受賞し、2024年カンヌ国際映画祭ではカンヌ・クラシック部門で上映された本作は、血のように濃く残る深い分断を描いた、時代を超えて語り継がれる物語です。

『94歳のゲイ』
かつて同性愛は“異常性欲”“変態性欲”だと公然と語られ、治療が可能な精神疾患とされてきた。1929年生まれの長谷忠さんは、誰かと交際したことも性交渉の経験もない。ゲイであることを誰にも打ち明けることなく、好きな男性ができても告白することもできない時を過ごしてきた。詩作を心の拠り所にしながら孤独の中で生きてきた長谷さんに訪れた大きな変化、90歳を超えて初めて経験する“出会い”と“別れ”。多くの悲しみを見つめてきたその心に去来する思いは。
2022年MBS毎日放送にて放映された『93歳のゲイ~厳しい時代を生き抜いて』に追加撮影、再編集を加えて劇場公開された作品です。

上映作品紹介

©1995 Shirow Masamune/KODANSHA・BANDAI VISUAL・MANGA ENTERTAINMENT.
All Rights Reserved.

GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊
監督:押井守
(1995 / 90min )

西暦2029年。企業のネットが星を被い、電子や光が駆け巡っても国家や民族が消えてなくなるほど、情報化されていない近未来。情報化のネットワークが地球を幾重にも被い尽くし、一方でコンピューター犯罪やサイバーテロが日常化した時代。
公安9課、通称「攻殻機動隊」に所属する草薙素子は、国際的に指名手配された謎のハッカー”人形使い”を巡る捜査に乗り出すことになる。人形使いとは、さまざまな人間の記憶や行動を、脳をハッキングすることで操るという特徴的な犯行スタイルのために付与されたコードネームだったが、その正体は一切不明のままであった。一連の事件の捜査の中で、少しずつ人形使いに近づいていくかにも思える草薙。しかし実は人形使いのほうからも草薙へのアプローチを試みていた。そしてついに人形使いは草薙の前に姿を現すのだが……。
出典: GHOST IN THE SHELL / INNOCENCE | 【公式】攻殻機動隊グローバルサイト

©1954 TOHO CO., LTD.. 

七人の侍(SEVEN SAMURAI)
監督:黒澤明
(1954 / 207min)

黒澤明の1954年の傑作『七人の侍』は、日本の封建階級と戦争を描いた物語である。盗賊に襲われる村は、村を滅ぼそうとする野武士から守るため、田舎をさまよう七人の侍に助けを求める。年長の侍・島田勘兵衛と、身分も収入もない他の六人の侍たちの助けのもと、村は馬に乗った正体不明の脅威と戦う準備を整える。同時に、雇い侍たちへの憎しみを抱えながら戦うことになる。

©MBS/TBS

94歳のゲイ(The 94YearsOld Gay)
監督:吉川元基
(2024/ 90 min)

「僕にとってまるで奇跡やな。奇跡の出来事や
⻑い間ゲイであることを誰にも打ち明けることなく、孤独の中で生きてきた⻑谷さん。唯一の拠り所は文学、詩作だった。1963年に現代詩の新人賞として最も権威ある「現代詩手帖賞」を受賞、そのどこか飄々とした佇まいは選者である谷川俊太郎にも高く評価され、著作も複数刊行。94 歳となった今も日々、短歌を詠む。⻑谷さんが生まれた当時”同性愛は病気である”と公然と語られていた。その後時は流れ、同性愛者を取り巻く環境は大きく変化してきている。そんな中自身もカミングアウトを果たし、理解あるケアマネージャーの存在にも支えられ、日々をたくましく生きる⻑谷さんだったが――。

家族ゲーム (The Family Game)
監督:森田芳光
(1983/106 min)

©1983 NIKKATSU CORPORATION. / TOHO CO., LTD.

キネマ旬報、日本アカデミー賞やブルーリボン賞など、その年の映画賞を席巻した森田監督の代名詞的作品。平凡な中流家庭を舞台に、高校受験を控えた次男のもとへやってきた家庭教師と家族間が引き起こす騒動と、そこから見えてくる「歪み」を、いったん対岸の同名小説を基にしながらも、これからの家族のあり方を示唆した大胆な演出が随所に光り、特に横並びの食卓のシーンは有名。(の・ようなもの)以来、森田監督に注目していた松田優作の怪演も大きな話題となった。

これらの作品に加え、本映画祭ではさらに評価の高い作品を多数上映します。2025年末開催のバンコク国際映画祭でメインコンペティションに選出され、2025年シカゴ国際映画祭では長編映画賞にノミネートされた『ルノワール』、 三池崇史監督『でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男』(2025年報知映画賞作品賞ノミネート)、そして大九明子監督による儚い人生の瞬間のへの感謝に満ちたドラマ『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』(2024年東京国際映画祭コンペティション部門選出)など、さらに多くの作品が上映予定です。2026年日本映画祭にて、多彩なの作品をお楽しみください。

◆トークイベント(タイ語)

東日本大震災後の東北の現状、そして映画『サンセット・サンライズ』『少年と犬』の物語を通じて観客と理解を深めるため、特別トークイベント「スクリーンの向こうの東北 ― 復興、再生、そして日常」を開催します。司会はピムカジョン氏、講師はカンナパー・ポンポーンラット・チェオチャン准教授が務めます。
開催日時:2026年2月15日(日)18:00~19:00、会場:House Samyan 5階 パブリックスペース

カンナパー・ポンポーンラット・チェオチャン准教授

タマサート大学にて国際関係学・政治学の学士号を取得後、ウェスタンミシガン大学にて開発行政学・政治学の修士号を取得。タイのアジア工科大学院にて地域・農村開発計画学の博士号を取得。持続可能性のための参加型計画・開発、持続可能な観光、社会開発、社会イノベーション、災害社会学など多岐にわたる課題に取り組んでいる。2024-2025年度に国際交流基金日本研究フェローシップ(短期)の奨学生として東北大学災害科学国際研究所に招聘された。現在はタマサート大学イノベーションカレッジサービスイノベーションプログラムのディレクターを務める。専門職としての活動に加え、著書で国家賞を受賞している。

ピムカジョン氏

タイの日本風アイドルグループである、よしもとエンタテイメント(タイランド)プロデュースのSWEAT16の元メンバー。現在はライフスタイル系インフルエンサーおよび司会者として活動し、日本文化や生活に重点を置いている。2024年には在タイ日本大使館とバンコク日本博の共同企画「Influencer in Japanese Lifestyle 2024」を受賞。タイ・日本工科大学の学士号を取得。大学院進学時にはJASSO支援の交換留学プログラムで東北大学に留学。この期間、仙台の日常生活に焦点を当てたコンテンツを制作し、日本の観光とライフスタイルに特化したプラットフォーム「Travel Japan, Travel Sendai」の観光プロモーションページと協力した。

上映作品一覧
上映される都市が限られている作品もございます。詳しくは上映スケジュールをご覧ください。
日本語音声、タイ語・英語字幕付。ただし、『かもめ食堂』については、日本語音声、タイ語字幕のみです。

『作品名』(英題) 監督 公開年 分数
『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』
(ANGRY SQUAD: The Civil Servant and the Seven Swindlers)
上田慎一郎 2024 120
『少年と犬』(THE BOY AND THE DOG) 瀬々敬久 2025 128
『花まんま』(PETALS AND MEMORIES) 前田哲 2025 118
『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』 押井守 1995 90
『七人の侍』(SEVEN SAMURAI) 黒澤明 1954 207
『サンセット・サンライズ』(Sunset Sunrise) 岸善幸 2025 139
『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』(She Taught Me Serendipity) 大九明子 2025 127
『夏目アラタの結婚』(A Conviction of Marriage) 堤幸彦 2024 120
『家族ゲーム』(The Family Game) 森田芳光 1983 106
『94歳のゲイ』(The 94-Years-Old Gay) 吉川元基 2024 90
『ふつうの子ども』(How Dare You?) 呉美保 2025 96
『ルノワール』(RENOIR) 早川千絵 2025 122
『でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男』(Sham) 三池崇史 2025 130
『偶然と想像』(Wheel of Fortune and Fantasy) 濱口竜介 2021 121
『かもめ食堂』(Kamome Diner) 荻上直子 2006 102

Screening Schedule

映画を観た後にアンケートに回答した方々には素敵なプレゼントもご用意!
*数には限りがございます、また諸条件適用されます。

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チケット情報
バンコク 
料金 160 THB – 一般
140 THB – House Samyan会員
120 THB – 学生
購入方法* 1. House Samyan チケット窓口
2. オンライン販売: www.housesamyan.com
チェンマイ/ チェンライ/コンケン  
料金 無料
購入方法* https://linktr.ee/jfacdept よりご予約ください。
* 2月17日より受付開始

最新情報は、以下のページよりご覧いただけます。
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お問い合わせ
The Japan Foundation, Bangkok –  Tel: +66-2-260-8560~3/  Email: acdept_jfbkk@jpf.go.jp