“the play: space drawing” by Paramodel

 
サイトスペシフィック現代美術展
パラモデル「the play: space drawing」
~おもちゃのプラレールで描くポップなグラフィティアートの世界~
paramodelic-grafitti (2012)
Tokyo Station Gallery, Tokyo, Japan
©Paramodel
 
 
展覧会概要
オープニング:  2016 年 11 月 26 日(土)
16:30 受付開始
17:00 アーティストトーク
展覧会会期: 2016 年 11 月 26 日(土)~12 月 25 日(日)
14:00 – 21:00(休館:毎週火曜・水曜)
入場料: 無料
会場: トンロー・アートスペース 1階スタジオ
33/2 Soi Sukhumvit 57,
Khlong Tan Nuea, Watthana,
Bangkok 10110
主催者: 国際交流基金バンコク日本文化センター、トンロー・アートスペース
 

パラモデル [paramodel]:世界や心の色々な部品から組み立てる、詩的な模型/設計図

国際交流基金バンコク日本文化センターは、トンロー・アートスペースと共催し、日本人現代美術作家パラモデルによるサイトスペシフィックな現代美術展「the play: space drawing」を開催します。

得意領域や趣向の異なるパラレルな2人が、「模型遊び」という要素をベースに、多様な形式で作品を発表、世界各国の美術館から展覧会のオファーを受け、各地で話題となっているアート・ユニット「パラモデル」(林泰彦&中野裕介)。
今回は、林泰彦氏がバンコクに3週間ほど滞在し、日本から、おなじみのおもちゃ「プラレール」を大量に持ち込んで、会場をポップなグラフィティで埋め尽くします。プラレールに加え、タイで一般的に使用されている配管パイプなど現地調達した材料も使い、トンロー・アートスペースに巨大なインスタレーションを制作します。

「世界や心の色々な部品から組み立てる、詩的な模型/設計図」というコンセプト通り、パラモデル作品の最も特徴的な素材であるプラレールとパイプで生み出される立体的な作品により、バンコクの観客を想像力膨らむ魅惑的な空間に誘います。レールやパイプを使ったインスタレーションは、一見すると工事現場を想起させますが、逆説的にパラダイスにもなり得、また、重層化されたネットワーク社会を投影する試みでもあります。

展覧会会期後半には、観客の目をさらに楽しませるバンコク特別版・クリスマスデコレーションを追加することも予定しています。日本各地を始め、韓国、中国、台湾、シンガポール、インドネシア、ベトナム、オーストラリア、米国、フランス、スイス、リトアニアなど世界各国で展示されてきたパラモデル作品のタイ初開催となる展覧会に、タイ人のご友人・ご家族もお誘い合わせのうえ、是非、会場にお立ち寄りください。

作家の滞在制作期間中には、美術を学ぶ学生や一般の方を対象としたワークショップの実施も予定されていますので、今後の情報にぜひご注目ください。

作家プロフィール

パラモデル [paramodel] 林泰彦(デザイナーを経て、2001年 京都市立芸術大学構想設計専攻卒業)と中野裕介(2002年 同大学日本画専攻修了)が2001年に結成したアートユニット。2003年にユニット名を「パラモデル」に。共に東大阪出身。
得意領域や趣向の異なるパラレル [parallel] な2人が、『パラモデル [paramodel]:世界や心の色々な部品から組み立てる、詩的な模型/設計図 』というコンセプトを核に共存、互いの視差 [parallax] と関係性を生かし、2人による「模型遊び」という要素をベースに、多様な形式で作品を制作。

ミシガン州立大学美術館、メゾンエルメス8階フォーラムなどでの個展、東京都現代美術館、国立国際美術館、横須賀美術館、アジアパシフィックトリエンナーレ7、パースインターナショナルアートフェスティバル2014など、国内外での展覧会も多数。

 
担当者
富田千草 (Tomita@ba.jpf.go.jp)
国際交流基金バンコク日本文化センター
10th Fl. Serm-Mit Tower, 159 Asoke-Montori Road, Bangkok 10110
Tel: 02-260-8560~4          Facebook: https://www.facebook.com/jfbangkok/


主催者