第12回バンコク国際ブックフェア2014公式イベント ~日本を観て、タイを観る~ 「日タイ現代作家によるトークセッション&朗読会」

第12回バンコク国際ブックフェア2014公式イベント
~日本を観て、タイを観る~
「日タイ現代作家によるトークセッション&朗読会」

 

©キベジュンイチロウ
     国際交流基金バンコク日本文化センターは、芥川賞作家阿部和重さんの話題作「IP(インディヴィジュアル・プロジェクション)/NN(ニッポニア・ニッポン」のタイ語版出版を記念して阿部和重さんをタイにご招待し、第12回バンコク国際ブックフェア2014の公式イベントのひとつとして、日タイ現代作家によるトークセッション&朗読会を開催します。
対談のお相手は2009年東南アジア文学賞を受賞し今タイで最も旬の作家ウティット・ヘーマムーン氏です。両国の文学事情、創作体験、読者との交流、その他様々なことをざっくばらんに語っていただきます。
日本とタイの現代社会を鋭く見つめ表現する二人のスリリングなセッションに是非足をお運びください。

実施日程:

  2014年3月30日(日) 13:00~13:30 受付
13:30~14:20 朗読会 『IP/NN』/『天使の都、天使の檻(1)』
14:20~16:00 トークセッション
16:00~17:00 書籍販売&サイン会
場所: Auditorium Room(ゾーンA)
クイーンシリキット・ナショナル・コンベンションセンター
言語: 日タイの通訳付き
入場料: 無料(予約は必要ありません。)
プロフィール:
阿部和重 :
 1968年生まれ。日本映画学校(現・日本映画大学)卒業。1994年『アメリカの夜』で第37回群像新人文学賞を受賞しデビュー。その後、『無情の世界』で第21回野間文芸新人賞、2004年『シンセミア』で伊藤整文学賞・毎日出版文学賞をダブル受賞、2004年『グランド・フィナーレ』で第132回芥川賞、2010年『ピストルズ』で第46回谷崎潤一郎賞を受賞。近作に『クエーサーと13番目の柱』、『□』(しかく)がある。

ウティット・ヘーマムーン : 1975年生まれ。シラパコーン大学芸術学部卒。ビジュアルアートから、文学、映画、音楽に至るまで、幅広い分野に関心が高く、ディスクジョッキー、短編映画の映画監督、アートディレクター、ムービータイム誌のコラムニストなどを経験。2009年『The Brotherhood of Kaeng Khoi』がSeven Book賞、東南アジア文学賞受賞。CNNGoの選ぶタイの最重要人物の一人。国際交流基金の招へいにより第19回開高健記念アジア作家講演会に参加。また、今年3月に東京国際文芸フェスティバルに参加したばかり。長編小説、短編、映画・文芸批評を手掛け、現在バンコク在住。

日本語お問い合わせ
国際交流基金バンコク日本文化センター
内田康子(Yasuko UCHIDA, Ms.)yasuko_uchida@ba.jpf.go.jp
主催(共催): 国際交流基金バンコク日本文化センター、GAMME MAGIE EDITIONS