オンライン国際シンポジウム
アートと高齢化社会:日本とタイにおける創造的取り組み
開催日時: | 2022年3月16日(水)13:00 – 15:30(タイ現地時間) | |||||||||||||
会場: | YouTube配信 (配信終了後アーカイブ動画視聴可能) | |||||||||||||
使用言語: | タイ語・日本語 (同時通訳有) | |||||||||||||
スケジュール: |
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参加登録: | 右記のリンクもしくはQR Codeからお申込みください。https://bit.ly/3Lib5bN YouTubeのご視聴リンクは本番 1日前にメールでお送りいたします。 |
開催趣旨
タイは、世界でも急速に高齢化が進む国の一つです。2035年には人口の35%以上が60歳以上となる「超高齢化社会」に突入すると言われています。国際交流基金バンコク日本文化センターは、課題先進国である日本の国際文化交流機関として、タイではまだ十分に認知されていない「高齢化社会におけるアートの役割」について考えるオンラインシンポジウムを実施いたします。日本からは、高齢化社会の課題に対して演劇という独自の切り口でアプローチされているOiBokkeShi主宰の菅原直樹氏をお招きし、これまでの活動や取り組みについてお話しいただきます。また、ブリティッシュ・カウンシル・タイランドの支援を受け、創造的に年を重ねる「クリエイティブ・エイジング」に関して昨年まで調査を行なわれていた、バンコク大学芸術学部のケミカー・ティーラポン氏にも、タイの最新状況を報告してくださります。是非、この機会にご視聴いただけましたら幸いです。
講演者略歴
菅原 直樹
OiBokkeShi主宰(写真:草加和輝)
1983年栃木県宇都宮市生まれ。桜美林大学文学部総合文化学科卒。劇作家、演出家、俳優、介護福祉士。「老いと演劇」OiBokkeShi主宰。四国学院大学非常勤講師、美作大学短期大学部非常勤講師。2010年より特別養護老人ホームの介護職員として勤務し、2012年、東日本大震災を機に岡山県に移住。2014年「老いと演劇」OiBokkeShiを設立し、認知症ケアに演劇的手法を活用した「老いと演劇のワークショップ」を全国各地で展開。さいたまゴールド・シアターと共同し制作した『よみちにひはくれない 浦和バージョン』(2018年/世界ゴールド祭)、OiBokkeShi×三重県文化会館「介護を楽しむ」「明るく老いる」アートプロジェクト(2017年~) など、劇団外でのプロジェクト、招聘公演も多数手がける。21年9月には、代表作『よみちにひはくれない』のイギリス版『Theatre of Wandering』の共同演出、クリストファー・グリーン『THE HOMEオンライン版』(主催:独立行政法人国際交流基金、公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団)の日本版演出を務め、2つの国際共同制作作品を発表した。 平成30年(第69回)度芸術選奨文部科学大臣賞新人賞(芸術振興部門)を受賞。平成30年度(第20回)岡山芸術文化賞準グランプリ受賞。奈義町文化功労賞受賞。2019年度(第1回)福武教育文化賞受賞。
報告者略歴
ケミカー・ティーラポン
バンコク大学芸術学部助教
現在、バンコク大学芸術学部デザイン専攻助教。視覚伝達デザイン分野で、学士号をシラパコーン大学、修士号をロンドン芸術大学で取得。その後、オーストラリアのロイヤルメルボルン工科大学 (RMIT) で博士号(クリエイティブメディア)を取得。5年以上にわたり、クリエイティブ地区、クリエイティブ経済 、参加型デザイン研究、ソーシャルデザインなど、多様な分野の創造的な取り組みに関する研究に携わる。国外向けの活動として、東南アジア、オーストラリア、日本および英国間のソーシャルイノベーション設計にかかる共同研究事業にも参画。
お問い合わせ:acdept@ba.jpf.go.jp
主催:国際交流基金バンコク日本文化センター
共催:ブリティッシュ・カウンシル・タイランド、タイヘルスプロモーションファウンデーション
後援:在タイ日本国大使館、タイ国日本人会
国際交流基金バンコク日本文化センター
10th Floor, Serm-mit Tower, 159 Sukhumvit 21 Rd., Wattana,
Bangkok 10110
Tel: 02-260-8560/3
Facebook: www.facebook.com/jfbangkok/
Website: https://ba.jpf.go.jp