主催:国際交流基金バンコク日本文化センター(JFBKK)
日時:2021年2月13日(土)10時~14時
参加申し込み:2020年12月24日(木)~1月29日(金)16時
下記のgoogle formで受け付けます。https://forms.gle/TteiqMnAEPwqL3vD6
※参加の可否はご登録のメールアドレスに2月5日(金)にご連絡します。
定員:80名(先着順)※定員を超えた場合は、タイの日本語教育関係者を優先させていただきます。
使用言語:日本語
使用ツール:Zoom ※ID,PWは参加者の方に2月12日(金)にメールで通知します。
注意事項:ブレイクアウトルームでの話し合いもあります。カメラをオンにしての参加をお願いします。
プログラム
9.30 | Zoom入室開始 |
10.00-10.05 | 開会のあいさつ |
10.05-11.05 | 【セッションⅠ】 基調講演 「オンライン環境でのアクティブ・ラーニング―可能性と限界―」 山田 智久 准教授(北海道大学) |
11.05-11.35 | 【セッションⅡ】 実践報告 実践報告①「大学での文法授業におけるアクティブ・ラーニングの取り組み」 サランヤー・コンジット助教授(チェンマイ大学) |
11.35-12.30 | 休憩 |
12.30-13.00 | 実践報告②「中等教育機関でのアクティブ・ラーニングの取り組み」 ワチラポーン・プーンケーソーン教員(ピサヌロークピッタヤコム校) |
13.00-13.30 | 実践報告③「日本語パートナーズ(NP)事業における取り組み―オンライン 日本語コンテスト実施を例に―」 大田 祥江 専門家(JFBKK) |
13.30-14.00 | 【まとめと振り返り】 |
企画実行委員
国際交流基金バンコク日本文化センター 飯尾 西島 プラパー ナリサラー プリヤワン
基調講演
「オンライン環境でのアクティブ・ラーニング―可能性と限界―」
北海道大学高等教育推進機構
山田智久 准教授
ロンドン大学教育研究所外国語教育学部修士課程修了 (M.A.)。北海道大学国際広報メディア・観光学院博士後期課程単位修得退学。博士(学術)。研究テーマは、教師教育とICTリテラシー教育。主著/『日本語教師のためのTIPS77② ICTの活用』(単著、くろしお出版、2012)、『日本語教材研究の視点』(共著、くろしお出版、2016)、『日本語教師のためのアクティブ・ラーニング』(共著、くろしお出版、2019)、『日本語教師のためのオンライン授業づくり』(編著、くろしお出版、2020年刊行予定)。
2020年、世界が激変しました。社会生活は制限され、教育現場でも急遽オンライン授業への対応を迫られたと思います。私たち教師はなんとか授業をより良いものに、はたまた以前の教室のようにと努力しました。しかしながら対面で行っていた教室での授業をそのままオンラインで再現することは思いのほか難しく、その効果も必ずしも高いわけではないかもしれません。 今回のセミナーでは、オンライン授業で何を残し、何を捨てるかの見極めについてみなさんと考えてみたいと思います。その意味で「授業の振り返りの場」として位置づけていただきたいなと思います。 |
実践報告
報告① チェンマイ大学 サランヤー・コンジット助教授
「大学での文法授業におけるアクティブ・ラーニングの取り組み」
文の単位、文の構造などの文法知識を、いかに大学の日本語専攻学生に楽しく分かりやすく理解してもらうか、チェンマイ大学では能動的な学習法を試してみました。実践報告の後に、皆さんと意見交換ができたら嬉しいです。 |
報告② ピサヌロークピッタヤーコム校 ワチラポーン・プーンケーソーン教員
「中等教育機関でのアクティブ・ラーニングの取り組み」
アクティブ・ラーニングを取り入れた高校1年生の日本語入門授業を紹介したいと思います。 |
報告③ JFBKK 大田 祥江 日本語専門家
「日本語パートナーズ(NP)事業における取り組み―オンライン日本語コンテスト実施を例に―」
2020年12月にJFBKKで実施したオンライン日本語コンテスト「ストーリーテリング15×15」の概要・実践報告を行うと共に、学習者の中に「主体的・対話的で深い学び」を喚起するコンテストのあり方を考えたいと思います。 |