中等日本語教育セミナー
21世紀を生き抜く力
ー これからの中等教育で育成すべき資質・能力についてー
主催: | 国際交流基金バンコク日本文化センター、かめのり財団 |
日時: | 2024年3月8日(金)9:00-16:00 |
会場: | レンブラントホテル(Sukhumvit 18, Bangkok) |
参加者: | 中等教育日本語教師100名 ※タイ人教師優先、日本人教師も応募可能 |
昼食費: | 100バーツ |
使用言語: | セッションⅠ、まとめ(日本語 ※タイ語通訳あり) セッションⅡ(タイ語 ※日本語での資料あり) |
参加申し込み: | 2024年2月16日(金)16時締切 下記のリンクから受け付けます。 https://forms.gle/kuM5avtebq5PhRft7 ※参加の可否は2月23日(金)にご登録のメールアドレスへ連絡致します。 |
プログラム
8:30 – 9:00 | 受付 |
9:00 – 9:20 | 開会 |
9:20 – 12:00 | 【セッションⅠ】 基調講演 當作靖彦 教授(カリフォルニア大学サンディエゴ校) |
12:00 – 13:00 | お昼休み |
13:00 – 15:00 | 【セッションⅡ】 パネルディスカッション パネラー:「リーダ教師育成プロジェクト」参加中等日本語教師代表者 1) Hathaikan RAKSATJA (Uttaraditdaruni校) 2) Ladda SOIJATURON (Phichit Pittayakom校) 3) Pornlapat AMHONG (Pua校) 4) Thirat LOMSRI (Yupparaj Wittayalai校) |
15:00 – 16.00 | 【まとめ】 當作靖彦教授によるまとめ |
基調講演
カリフォルニア大学サンディエゴ校
當作靖彦 教授
カリフォルニア大学サンディエゴ校教授。同校言語学部大学院修了。言語学博士。言語習得理論、外国語教授法をご専門とし、米国ナショナルスタンダーズ理事会日本語代表、AP日本語・日本文化プログラム開発委員会初代委員長などの教育関係の要職をご歴任。日本語教科書『ようこそ!』、『ドラえもんのどこでも日本語』、『NIPPON3.0の処方箋』などのご著書多数。言語教育や21世紀に必要なスキルなど、幅広い内容のご講演を世界各地で行われている。
“… 私たちは、教育者としての日々の仕事を振り返り、自分の教育実践、生徒に提供している学習環境、学習機会、そしてその影響を常に評価することに意図的に取り組む必要があります。しかし、教師の仕事は忙しく、教育活動に時間を取られ、内省の時間が全くなかったりするものです。こうなると私たちの個人的成長、教師としての職業的成長は止まってしまいます。
日常の教育活動を離れ、カンファレンスに参加することで、専門的な学習の機会を得たり、他の教師とつながり、新しいことを 学んだりすることができます。そこで得たことをもとに自分の教育を振り返り、これまでうまくいってきたと信じてきたことに固執していないか、新しいことができないか考えることができるものです。
今回のセミナーも自分の教育活動を内省し、生徒の学習を変革し、学習への意欲を高める新しいアイディアに飛び込む機会を与えてくれることを望みます。 …”
パネラー
Hathaikan RAKSATJA (Uttaraditdaruni校)
“… 21世紀の学習者は知識の獲得だけでは足りず、教師は生徒が仕事や様々な問題の解決が必要な場面で知識、スキル、態度を統合して活用することができるような授業に取り組む必要があります。 …”
Ladda SOIJATURON (Phichit Pittayakom校)
“… 生徒が実際に行動し、活動を通して学び、生徒が自分の得意なことや興味があることに取り組む授業をすることで、生徒が 実際の場面に遭遇した際に授業で学んだことを活かすことが出来るようになると思います。…”
Pornlapat AMHONG(Pua校)
“… コンピテンシー育成の授業は、学習の過程を重視するものです。単なる知識の獲得だけではなく、生徒は知識、スキル、態度を総合的に獲得し、それらを使いこなしていけるようになることを目指しています。 …”
Thirat LOMSRI (Yupparaj Wittayalai校)
“… 学習者が近年の世界的な変化に対応できるよう、教師は学習者が授業での経験を通して知識やこれからの社会での仕事や生活に必要な資質・能力を身に付けられるような授業に取り組むことが重要だと思います。 …”