J – Talk: Diggin’ Culture #01 「YOKOSUKA―山口百恵と小泉純一郎・元首相を生んだ街 : アメリカの影の下のニッポン」 語り手:清水展(京都大学東南アジア研究所教授)

J – Talk: Diggin’ Culture #01

YOKOSUKA―山口百恵と小泉純一郎・元首相を生んだ街 : アメリカの影の下のニッポン」

語り手:清水展(京都大学東南アジア研究所教授)

 

トークイベント概要
[日時] 016年12月20日(火)
19:00~21:00(全席自由席/定員70名)
[会場] 国際交流基金バンコク日本文化センター E教室
Serm-Mit Tower 10階
(Asoke-Montri通り)
[料金] 無料
[使用言語] 日本語(タイ語逐語通訳付)

 

主催:国際交流基金バンコク日本文化センター

共催:京都大学東南アジア研究所

 

国際交流基金バンコク日本文化センターは、タイの方々に、日本の文化・社会についての知識・理解を「もう1歩」進めていただくことを目的に、2016年12月より、カジュアルなトーク・シリーズ「 J – Talk: Diggin’ Culture」を開始いたしました。

 

記念すべき第1回は、京都大学東南アジア研究所との共催にて、気鋭の文化人類学者・清水展先生にご登壇いただきました。今回のトークでは、米軍基地のある「ヨコスカ」に注目し、そこから生まれた稀代のスーパースター・山口百恵の歌と、政界の異端児・小泉純一郎のパフォーマンスを振り返りながら、二人に色濃く映るアメリカの存在と戦後日本につい考察しました。

 

語り手プロフィール

清水展(しみず・ひろむ)

1951年横須賀市生まれ。京都大学東南アジア研究所教授。東京大学教養学部卒、東京大学大学院社会科学研究科博士課程退学。社会学博士。東京大学助手(教養学部、東洋文化研究所)、九州大学助教授(教養部)、九州大学教授(大学院比較社会文化研究院)を経て現職。2010年~2014年、京都大学東南アジア研究所所長を務めた。主な単著に『草の根グローバリゼーション:世界遺産棚田村の文化実践と生活戦略』(京都大学出版会/2013年)、『噴火のこだま:ピナトゥボ・アエタの被災と新生をめぐる文化・開発・NGO』(九州大学出版会/2003年)、『文化のなかの政治:フィリピン”二月革命”の物語』(弘文堂/1991年)、『出来事の民族誌:

フィリピン・ネグリート社会の変化と持続』(九州大学出版会/1990年)(第22回渋澤賞受賞)など。今回のトークに関連する論文に「アメリカの磁場のなかの自己形成:山口百恵と小泉元首相をとおしてみるヨコスカと戦後日本のねじれ」、藤原帰一・永野善子編『アメリカの影のもとで―日本とフィリピン』(法政大学出版会/2011年)。

 

Media Coverage: 2016年12月21日清水展教授ト ークイベント(ばんこく新聞記事)