カンパニーデラシネラ公演『もう一つの話』

カンパニーデラシネラ公演『もう一つの話』

見えないものが見える マイムと演劇の融合の世界

作・演出 小野寺修二
2016年1月13日(水)、14日(木) 19:30~@バンコク芸術文化センター

©杉能信介
国際交流基金バンコク日本文化センターは、演出家・小野寺修二氏が主宰し、マイムの動きをベースにセリフをとりいれた作品で注目を集めている「カンパニーデラシネラ」による公演『もう一つの話』を主催いたします。 マイムと演劇の融合を目指し常に新しいスタイルを模索・提示する小野寺氏が、2003年に当時所属していたカンパニー「水と油」の公演以来、12年ぶりにタイに戻ってきます。

 

小野寺氏は、1995年から10年間、パフォーマンスシアター水と油所属、全作品の作・演出に関わり、海外の演劇祭での受賞歴もあり、世界各地で公演を行ってきました。水と油を休止後、2006年にカンパニーデラシネラを立ち上げ、引き続き身体表現をベースとしたマイムに演劇的な表現を取り入れるスタイルで世界各地の観客を魅了しています。

 

小野寺氏は、2015 年度文化庁文化交流使に任命されており、ベトナム・タイに滞在し、カンパニーの公演を行うとともに、ワークショップ等を通じて現地のダンサーとの交流も予定しています。タイでは、バンコクの他にチェンマイ、コンケーンでもワークショップを実施予定です。

 

見えないものが見える、ないものがある、観客の想像力にゆだねられるマイムをベースとした、ダンスでも演劇でもない新しい舞台表現にどうぞご期待ください。

作・演出:

©杉能信介
小野寺修二
演出家。日本マイム研究所にてマイムを学ぶ。95年、パフォーマンスシアター水と油を結成。国内22都市、海外9カ国22都市で公演活動を行う。06年「水と油」の活動を休止。06 年 9 月より1年間、文化庁新進芸術家海外留学制度の研修員としてフランス に滞在。帰国後第一作として、『空白に落ちた男』(主演 首藤康之)発表。その後、カンパニーデラシネラを立ち上げる。近年の主な演出作品として『オイディプス』(静岡県舞台芸術センター)、『カラマーゾフの兄弟』(新国立劇場)など。作品はマイムの動きをベースに台詞を取り入れた独自の演出で、世代を超えた観客層の注目を集めている。
近年は音楽劇や演劇などで、振付の担当もしている。第18回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞を受賞。
演目:
『もう一つの話』 2話のオムニバス形式。
– 『もう一つの話』 (23分)
二人の男と一人の女のロードムービー。旅先でボーリング場やレストランを訪れる。全編無言で旅をす
る三人。
出演 : 藤田桃子、王下貴司、大庭裕介
– 『ある夜の出来事』 (45分)
夢である。一夜の夢である。存在の証明。あるということ。ないものをあるという。その存在すら疑う。
ない世界を描く。
出演 : 王下貴司、大庭裕介、崎山莉奈、藤田桃子、小野寺修二
公演情報
日時 :
2016 年 1 月 13 日 (水)、14 日 (木) 開演 午後7時半 (開場 午後7時)
会場: バンコク芸術文化センター (BACC) 4階 スタジオ (BTS ナショナルスタジアム駅)
チケット: 一般 500 THB
早期申込割引 400 THB (1 月 12 日の予約まで)
学生 200 THB
チケット予約窓口: 国際交流基金バンコク日本文化センター
Eメール: booking_acd@ba.jpf.go.jp
TEL: + 66-2-260-8560~4  (平日 9時~17時)
FAX : +66-2-260-8565
※Eメール件名を 「カンパニーデラシネラ予約申込」 としてください。
※座席数が限られているため、 事前のご購入をおすすめいたします。
※チケット料金は、1 月 5 日以降にバンコク芸術文化センター内 「カンパニーデラシネラカウンター」(4階)もしくは公演当日に受付にてお支払いください。
主催団体:
主催: カンパニーデラシネラ、 国際交流基金バンコク日本文化センター
助成: アーツカウンシル東京   協力: 文化庁
お問い合わせ:
国際交流基金バンコク日本文化センター
10th Fl. Serm-mit Tower, 159 Sukhumvit 21, Bangkok 10110
TEL: +66-2-260-8560~4     FAX: +66-2-260-8565