範宙遊泳『幼女 X』@バンコクシアターフェスティバル2014

範宙遊泳『幼女 X』@バンコクシアターフェスティバル2014

国際交流基金バンコク日本文化センターは、年に1度のバンコクでの演劇祭・バンコクシアターフェスティバルの一環として、東京を拠点に活動する注目の若手演劇集団「範宙遊泳」の『幼女X』タイ公演を実施します。
『幼女X』は、日本社会の内側にある様々な分断と震災後の生命観を、シンプルに衒いなく演劇のフィクションに結晶した中編です。自ら生命を捨て去ろうとする若者が祈る「これから生まれてくる生命の安心」に、生き続ける私たちは応えられるでしょうか・・・若手演劇人が描く、日本社会と演劇手法への批評的メッセージを込めた作品をどうぞお見逃しなく。
スケジュール
日時:
11月6日 (木) 13:00-16:00 ワークショップ
11月7日(金) 19:30: 公演①
11月8日(土) 14:00: 公演②
19:30: 公演③
       ※すべてポストショーQ&Aあり。
会場:
  チュラロンコーン大学 文学部演劇学科劇場 (マハーチャクリシリントンビル6階)
チケット情報:

<ワークショップ>
     -参加無料
-最大25名まで
-要予約(先着順)
-主に演劇を学ぶ学生、若手アーティストが対象
<公演> ※最大280席/公演、日本語での上演・英語字幕付。
-600 THB (一般)
-300 THB (学生),
-400 THB (27歳以下の一般、アーティスト、国際交流基金ライブラリーメンバー)
ご予約: チュラロンコーン大学演劇学科
02-218-4802 、081-559-7252
※なお、本作は16歳以下のお客様の鑑賞にはふさわしくない表現が一部含まれます。
「範宙遊泳」とは
2007年より東京を中心に活動する演劇集団。脚本・演出を山本卓卓が手掛ける。現実と物語の境界をみつめ、その行き来と、そのあり方そのものを問い直す批評性の強い作風が特徴。題材は、夢と現実、劇世界と劇中劇、テレビゲーム(あるいは仮想世界)と現実世界、愛と憎しみ、など対極にあるものをユーモラスに扱う。近年ではプロジェクター投影の文字・映像・光・間取り図など2次元のエレメンツに3次元の俳優を有機的に絡ませ、2.5次元の演劇を立ち上げる。代表作は『さよなら日本-瞑想のまま眠りたい-』など。
作・演出:山本卓卓
出演:大橋一輝、埜本幸良
美術監督:たかくらかずき
英訳:寺田ゆい
制作:坂本もも
主催: 国際交流基金バンコク日本文化センター、Bangkok Theatre Festival@Chula