【中止】シネマ歌舞伎 『連獅子 / らくだ』

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国際交流基金バンコク日本文化センターは、アイコンサイアムならびにアイコンシネコニックとの共催企画としてシネマ歌舞伎 『連獅子/らくだ』を上映します。歌舞伎は、2008年にユネスコの無形文化遺産に登録された日本の伝統芸能です。この機会に迫力ある大画面でどうぞお楽しみください!

アイコンサイアム6階の映画館(アイコンシネコニック)において、2020年12月23日(水)より、  歌舞伎舞踊の人気演目のひとつである『連獅子』と、傑作古典落語を題材とした『らくだ』を二本立てで上映します。オープニングには本格的な琴の演奏が華を添えます。

演目シネマ歌舞伎『連獅子/らくだ』
*タイ語と英語の字幕付き
日時2020年12月23日(水)
時間午後7時 オープニング / 午後7時30分 上映
会場Icon Cineconic (アイコンサイアム6階の映画館)
入場料無料(予約要)
https://bit.ly/3a0Uj0D
*ご予約受付は先着順とし、定員(200席)
に達し次第、受付を終了します。
*当日18時から18時50分までの間に、
Icon Cineconicイベント受付にてチケットをお受け取りください。
18時50分を過ぎるとキャンセル扱いとなります。

シネマ歌舞伎とは?

400年近い歴史を誇る歌舞伎は、伝統を守りながらも常に革新を続けています。シネマ歌舞伎は、歌舞伎の舞台公演をHD高性能カメラで撮影しスクリーンで上映するという映画とは全く異なる新しい映像作品です。

「美」と「臨場感」に徹底的にこだわり、劇場で生の歌舞伎を観ているかのような感覚を再現することを目指しています。2003年春より松竹が開発に着手し、2005年に第1作『野田版 鼠小僧』を公開、これまでに30作以上の作品を公開しています。シネマ歌舞伎の開発により、歌舞伎の魅力を世界中に届けられるようになりました。

歌舞伎座で観劇しているような臨場感をお楽しみください!

連獅子

公開年:2008年 | 上映時間:55分
監督:山田洋次
出演:中村勘三郎、中村勘九郎(上演時の名前は中村勘太郎)、中村七之助

河竹黙阿弥作詞による歌舞伎舞踊の人気演目のひとつ。2007年10月に新橋演舞場にて、親獅子を中村勘三郎、仔獅子を実の息子である勘九郎七之助が踊った舞台を、日本映画界の名匠・山田洋次監督がシネマ歌舞伎にした作品です。

親獅子が仔獅子を千尋の谷に突き落とし、駆け上がって来た仔獅子だけを育てるという故実を、実際の親子が演じることでことさらに感動がかき立てられます。クライマックスの白の毛の親獅子、赤い毛の仔獅子による、息の合った豪快、かつ、華麗な毛振りは必見。

らくだ

公開年:2008年 | 上映時間:52分
出演:中村勘三郎、坂東三津五郎 他

傑作古典落語が題材の『らくだ』。
中村勘三郎の久六と坂東三津五郎の半次のコンビで、歌舞伎座を笑いの渦に巻き込んだ舞台がシネマ歌舞伎に登場しました。

フグに当たって頓死した通称”らくだ”の馬太郎。仲間の半次は、弔いの金を用立てようと、紙屑買いの久六に声を掛けるが、らくだの家には売るものは何も無い ――。困った半次は久六を家主のもとに使いに出し、通夜の酒肴を出さないと、死人を担いでカンカンノウを躍らせるぞと脅す。

ところが家主は、らくだが死んだとあれば祝いたいと言い、その上死人のカンカンノウは見たことがないので初物を見たいものだと言いだす始末。これを聞いた半次はらくだの馬太郎の遺体を引き起こし、嫌がる久六に負ぶわせて、ふたりで家主のもとへ向かう……。

演者紹介

中村勘三郎(十八代目) (1955-2012)

昭和34年(1959年)4月歌舞伎座『昔噺桃太郎』の桃太郎で五代目中村勘九郎の名で初舞台を踏む。13歳の時に父と踊った『連獅子』が高い評判を得る。平成17年(2005年)3~5月歌舞伎座『一條大蔵譚』の一條大蔵卿、『京鹿子娘道成寺』の白拍子花子などで十八代目中村勘三郎を襲名。

歌舞伎役者としては江戸の世話物から上方狂言、時代物、新歌舞伎から新作など、幅広いジャンルの役柄に挑み続けたことで知られる。コクーン歌舞伎や平成中村座を立ち上げ、渡辺えりや野田秀樹、串田和美などといった現代劇の劇作家、演出家らと組んで、古典歌舞伎の新解釈版や新作歌舞伎の上演に取り組む他、地方巡業や海外公演も精力的に行うなど、その演劇活動は常に進取的であった。

長男は六代目中村勘九郎、次男は二代目中村七之助。『連獅子』では親獅子を中村勘三郎、仔獅子を実の息子である勘九郎、七之助が踊っている。

問い合わせ
国際交流基金バンコク日本文化センター
担当:勝賀瀬・佐藤 acdept@ba.jpf.go.jp
TEL:+66-2-260-8560~3

主催

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後援

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