DANCE DANCE ASIA – Crossing the Movements 2019

日メコン交流年2019記念事業

 


 

―アジアのストリート発、新たな表現を拓くダンスー

 

DANCE DANCE ASIA

 

Crossing the Movements 2019

 


 

TEAM Nikii「Inception―夢のまた夢のまた夢のまた夢…」(「DANCE DANCE ASIA」@東京芸術劇場、2019年7月)

Photo: Yosuke Kamiyama

 

日時:

2019年
11月1日(金) 19:00開演 (18:00開場)

11月2日(土) 17:00開演 (16:00開場)

 

会場:

シーナカリンウィロート大学
Asok Montri Music and Performing Arts Hall 1

 

入場料:

500THB(学生350THB)
チケット購入:チケットメロンにて10月5日(土)より販売開始
https://www.ticketmelon.com/dancedance_asia/asiainresonance2019
*4歳以下のお子様は入場をお断りしております。ご了承ください。

 

Photo: Yosuke Kamiyama

TEAM 3T「What if…Just dance それでも僕はダンスを続けていく」 (「DANCE DANCE ASIA」@東京芸術劇場、2019年7月)

 

ストリートダンスの熱狂、再びバンコクの舞台へ

 

国際交流基金アジアセンターと株式会社パルコは、日メコン交流年2019を記念し、「DANCE DANCE ASIA-Crossing the Movements 2019」(以下、「DDA」)公演をバンコクにて開催いたします。

 

2024年のパリオリンピック(五輪)からは、新たな競技としてブレイクダンスの追加が決定し、世界からますます脚光を浴びている「ストリートダンス」。

 

DDAでは、舞台芸術における新しい表現手法としての「ストリートダンス」に注目し、2014年から、アジア域内における交流の促進と新たな文化の創造を目指して、優れたダンスカンパニーによる日本国内外での公演、アジア域内のダンサーによる国際共同制作を進めてまいりました。

 

その一環で、2015年3月には、日本の梅棒、90s、東京ゲゲゲイによる公演をバンコクで、2015年10月には、タイのThe Zoo Thailandによる公演を東京で開催し、いずれも大盛況のうちに幕を閉じました。DDAでは、これまで、東京を含むアジア9都市で15回にわたる公演・ツアーを開催しており、参加アーティスト数は400人以上、総観客数はのべ3万人を超えています。

 

なかでも2019年の今年、日本では、国際交流基金アジアセンター事業の5年間の集大成を披露する場として、文化交流の祭典「響きあうアジア2019」を実施し、そのメインプログラムの一つとして、同年7月に、DDA公演も実施いたしました。

 

このたびのDDAバンコク公演は、その東京公演での大反響を受け、日本及び東南アジア6か国(シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ラオス)のストリートダンサーや音楽家等、計21名のアーティストが再集結し、オリジナル作品を上演します。

 

また、公演と連動し、出演アーティストが講師を務めるダンスワークショップ(無料)も開催し、タイのダンスシーンを盛り上げていきます。

 

本公演を通じ、観客の方々がストリートダンスの魅力や可能性を発見し、ストリートダンスを通じた日本と東南アジアの交流がさらに拡がっていくことを期待しています。DDAの5年間の集大成となるバンコク公演に、是非、ご期待ください。

 

上演作品

 

1. TEAM 3T 「What if…Just dance」

【振付・演出】3T(スリー・ティー/ベトナム)

【振付・演出補佐】KATSUYA(カツヤ/日本)

5名のダンサー全員がBboyの編成。ダンスへの情熱と周囲との軋轢の狭間でゆれるBboyの苦悩や将来への模索を、ブレイクダンスの妙技にコンテンポラリーダンスのフレイバーを加味した独自の振付で表現します。

 

2. TEAM Nikii 「Inception―夢のまた夢のまた夢のまた夢…」

【振付・演出】Nikii(ニッキー/ タイ)

【振付・演出補佐】スズキ拓朗(スズキ タクロウ / 日本)

多彩なスタイル(マーシャルアーツ、ヒップホップ、ブレイク、ポップ、ハウス)のダンサーが共演。それぞれの夢に向かい、困難を乗り越えたり、現実と折り合うため夢を捨てたり…といった人生のドラマが、軽快なヒューマンビートボックスに乗って繰り広げられます。

 

3. TEAM kEnkEn「free-style」

【振付・演出】kEnkEn(ケンケン/ 日本)

【振付・演出補佐】アベ カホ(日本)

Koharu SugawaraやMIKEYはじめ、世界のダンサーが注目する18歳のスーパーダンサーkEnkEn(ケンケン)の作品に、振付・演出補佐としてアベ カホが参画。ハウス/ヒップホップ、ジャズ/コンテンポラリー、ワック/ヴォーグなどで次世代を牽引する超個性派若手ダンサー達と創り上げた、エンタテイメント性溢れる作品です。

 

TEAM kEnkEn「free-style」(「DANCE DANCE ASIA」@東京芸術劇場、2019年7月)

Photo: Yosuke Kamiyama

 

振付・演出家プロフィール

TEAM 3T

3T(スリー・ティー)(ベトナム)

振付・演出

1988年生まれ、ハノイ出身。振付家、ダンサー。本名Phạm Khánh Linh(ファン カイン リン)。2003年からダンスを始め、Bboyとしてベトナム国内のダンスイベント「GOT TO DANCE VIETNAM competition 2014」、「VU DONG GREEN VIETNAM 2013」で優勝。また、世界最大のブレイクダンスイベントBattle Of The YearやR16、FREESTYLE SESSION等でも数々のタイトルを獲得。2012年にはコンテンポラリーダンスにも挑戦し、ベトナムのダンスコンテストで優勝している。

KATSUYA (日本)

振付・演出補佐

1990年生まれ、熊本県出身。ダンサー。小学生の頃からダンスを始め、日本最大のダンスイベントOld School Nightで3回優勝、世界最大のブレイクダンスイベントBattle Of The Year(ドイツ)で準優勝。テレビ番組 『スーパーチャンプル』(CTV)などに出演。活動の場を東京に移してからも世界大会UK BBOY Championships(イギリス)のソロバトルで日本代表、Battle Of The Yearで「The Floorriorz」として3連覇など、世界のダンスイベントで好成績を収める。また、国内外を問わずショーケースやワークショップ、舞台作品への出演多数。

TEAM Nikii

Nikii (ニッキー)(タイ)

振付・演出

1984年生まれ、チェンマイ出身。振付家、ダンサー。6歳からダンスを始め、ブレーキン(Breakin)、ヒップホップ(Hip Hop)、ポッピング(Popping)からロッキング(Locking)、ソウル(Soul)、ラテン(Latin)、ストリートジャズ(Street Jazz)まで様々なジャンルをこなし、振付の他に、ダンス競技会の審査員も務めている。 

スズキ拓朗 (日本)

振付・演出補佐

1985年生まれ、新潟県出身。振付家・演出家・ダンサー。CHAiroiPLIN主宰。コンドルズ所属。横浜Dance Collec-tionEX奨励賞、第46回舞踊批評家協会新人賞。第9回日本ダンスフォーラム賞。TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD Finalist、紅白歌合戦、FNS歌謡祭出演。フィリップ・ドゥクフレ客演。若手演出家コンクール2013最優秀賞、第3回世田谷区芸術アワード飛翔受賞。多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科非常勤講師、国際文化学園非常勤講師。2016年度~公益財団法人セゾン文化財団ジュニア・フェロー。平成27年度東アジア文化交流使。

TEAM kEnkEn

kEnkEn (日本)

振付・演出

2001年生まれ、埼玉県出身。ダンサー、振付家。幼稚園からダンスを始め、2011年に『マイケル・ジャクソン・トリビュート・ライブ』でショー・デビュー、L.A. Dance campでダンス留学を果たす。VIBE JAPAN優勝、2016-2017年のDANCE DANCE ASIAには「BLACK LIP BOYZ」メンバーとして参加。SMAP、東京ゲゲゲイ、E-girls Ami、岡村靖幸、和田アキ子、MISIAほかのバックダンサーや振付を担当。Koharu Sugawaraナンバーにも多数出演。現在は楽曲制作も手がけ、自身の楽曲を自身の身体で表現。音を意識しながら踊る唯一無二のダンススタイルで将来を嘱望されている。

アベ カホ(日本)

振付・演出補佐

1999年生まれ、埼玉県出身。ダンサー、振付家。7歳からダンスを始め、振付師にフォーカスを当てた超大型ダンス振付コンテスト「Legend TOKYO」Chapter5にて優勝した実力者。小林豊、AKB48、ナオトインティライミ、ポカリスエットCMなど、様々なPVやCMにダンサーとして出演。また、E-girls や乃木坂46 、演出家の根本宗子が手がける舞台『プレイハウス』で東京ゲゲゲイMARIEの振付助手を行うなどダンスのみならず舞台作品のクリエイションでもマルチに活躍。

「響きあうアジア2019」について

 

「響きあうアジア2019」は、国際交流基金アジアセンターが日本と東南アジアの文化交流事業を国内外で幅広く紹介する、文化交流の祭典です。国を超え共に創り上げた舞台芸術、映画から、東南アジア選手による混成サッカーチーム「ASIAN ELEVEN」と日本チームとの国際親善試合、“日本語パートナーズ”のシンポジウムまで、東南アジアと日本の文化が刺激しあって生まれた、珠玉のイベントの数々をお届けします。この祭典は、国際交流基金アジアセンターがこれまで5 年にわたり行ってきた相互交流の成果を振り返るとともに、日本と東南アジアとの関係をさらに深めるための起点となることでしょう。

お問い合わせ

国際交流基金バンコク日本文化センター

桑原・佐藤 (acdept@ba.jpf.go.jp)

電話:(66) 2-260-8560