J-Talk: Diggin’ Culture #06
日本の折り紙、折り紙の科学
三谷 純
筑波大学 教授
日時: 2019年12月3日(火) 19時より20時30分まで 18時30分より受付開始 会場: 国際交流基金バンコク日本文化センター E教室 10F Sermmit Tower, 159 Asoke Montri Road, Bangkok. 入場料: 入場無料(限定50席)*事前登録が必要です 言語: 日本語(タイ語通訳あり) 申し込み用サイト(https://bit.ly/2NBTorK)でご登録いただくか 、 booking_acd@ba.jpf.go.jp までお名前と所属先をEメールでお送りください。 国際交流基金バンコク日本文化センターは、「J-Talk: Diggin’ Culture」第6弾として特別講演『日本の折り紙、折り紙の科学』を開催します。「J-Talk: Diggin‘ Culture」シリーズは、タイの方々に、日本の文化・社会について「もう一歩」深く踏み込んだ理解・知識を持っていただくための、カジュアルなトーク・シリーズです。 今回は、文化庁文化交流使としてタイを訪問される筑波大学教授の三谷純先生をお招きしました。三谷先生はコンピューター・グラフィクスや折り紙設計を専門としており、折り紙の魅力を文化的、科学的な側面から紹介します。折り鶴といった伝統的な折り紙だけでなく、コンピューターを使って設計した曲線折り紙についても、講義と実技を合わせて参加者の皆さんに体験していただきます。特別公演は2019年12月3日(火)19時から20時30分までバンコク日本文化センターのE教室で開催されます。また、期間中、三谷先生の曲線折り紙の作品はバンコク日本文化センター図書館で展示されます。 文化交流使とは、世界の人々の日本文化への理解を深め、外国の文化人とのネットワークの強化を図るために文化庁が実施しているプログラムです。2003年以降、文化庁では、芸術家、文化人等、文化に関わる方々を文化交流使に指名しており、2018年までに、伝統音楽や舞台芸術、生活文化やポップカルチャーといった多様な文化で活躍する芸術家、文化人等、延べ137名(個人)と26組(団体)を86か国以上へ派遣しています。三谷 純
筑波大学 教授 【学歴】東京大学大学院工学系研究科博士課程 2004年東京大学大学院博士課程修了、工学博士。2005年に理化学研究所研究員、2006年筑波大学システム情報工学研究科講師を経て、2015年より現職。2006年~ 2009年に科学技術振興機構さきがけ研究員として折り紙の研究に従事。コンピュータを用いた折り紙の設計技法などに関する研究を行っている。子どものころから紙工作とコンピュータが大好きで、それがそのまま現在の研究テーマにつながっている。日本折紙学会評議員も務めている。著書に「立体折り紙アート~数理がおりなす美しさの秘密」(日本評論社)などがある。 【受賞歴】2007 | 日本図学会 研究論文賞および 学会賞受賞 CGAC2007 国際CG 論文大賞 優秀論文賞受賞 |
2008 | デジタルコンテンツシンポジウム船井賞受賞 |
2009 | 第4 回日本図学会論文賞受賞 |
2011 | マイクロソフトリサーチ日本情報学研究賞 受賞 |
2012 | 筑波大学 2012 BEST FACULTY MEMBER 表彰 |
2014 | イスラエル折り紙コンベンションでの招待ワークショップ 6OSME: The 6th International Meeting on Origami in Science, Mathematics and Education の Organizing Committee Vice Chair 担当 韓国 KAIST での招待講演 |
2015 | 「めざましテレビ」での研究内容紹介 |
2016 | 映画「デスノート Light up the NEW world」に登場する折り紙作品を提供 映画「シン・ゴジラ」に折り紙の展開図を提供 内閣府 科学技術イノベーション会議 上席科学技術政策フェロー(非常勤)就任 「立体折り紙アート」の英訳版「3D Origami Art」をCRC Press より出版 |
2017 | Asian Digital Modeling Contest 2017 審査委員長を担当 World Government Summit 2017(世界政府サミット2017、ドバイ)で折り紙の実演 |