JFシアター(6月) テーマ:彼女の物語

 

 

2019年6月7日(金)

『BU・SU』 1987年 95分 監督:市川準

・出演:富田靖子、丘みつ子、大楠道代、伊藤かずえ、高嶋政宏 他

 

18歳になる森下麦子は片田舎で生まれ育ち、性格のひねくれた暗い女の子だった。そんな“心のブス”を治すため上京し、置屋を営む叔母・胡蝶のところで鈴女という名前をもらい芸者見習いをしながら高校に通うことになった。しかし、ここでも鈴女はなかなか皆に溶け込むことができない。やがてボクシング部のヒーロー・律田邦彦に思いを寄せるが…。

 


 

 

 

2019年6月14日(金)

『アイコ十六歳』 1983年 98分 監督:今関あきよし

・出演:富田靖子、河合美佐、伊神さかえ、岸部シロー、犬塚 弘、紺野美沙子

 

名古屋を舞台に弓道に明け暮れる女子高生の、ひと夏の青春を描く。史上最年少の文学賞受賞作で堀田あけみの「1980アイコ十六歳」の映画化。脚本は「俗物図鑑」の桂千穂、内藤誠コンビと秋田光彦、今関あきよしの共同執筆。監督は自主映画出身の「ミルク◯ミルク」の今関あきよし、撮影は原秀夫がそれぞれ担当。

 


 

 

2019年6月21日(金)

『大阪物語』 1999年 119分 監督:市川準

・出演:沢田研二、池脇千鶴、田中裕子、町田康、ミヤコ蝶々 他

 

漫才師の両親を持つ多感な少女の心の成長を、大阪の暮らしや四季のうつろいの中に綴った青春ドラマ。監督は「たどんとちくわ」の市川準。脚本は「何もかも百回も言われたこと」の犬童一心。撮影を「たどんとちくわ」の小林達比古と「つぐみ」の蔦井孝洋が担当している。主演は、映画初出演の池脇千鶴と新人・南野公助、そして「虹をつかむ男」の田中裕子と「夢二」の沢田研二。関西テレビ開局40周年記念、芸術文化振興基金助成作品。

 


 

 

2019年6月28日(金)

『つぐみ』 1990年 105分 監督:市川準

・出演:牧瀬里穂、真田広之、中嶋朋子、白島靖代、安田伸 他

 

生まれつき体が弱いわがままな少女つぐみと彼女を囲む人々とのひと夏の出来事を描く。吉本ばなな原作『TUGUMI』の映画化で、脚本・監督は「ノーライフキング」の市川準。撮影は「バカヤロー! 私、怒ってます」の川上皓市がそれぞれ担当。