ウティット・ヘーマムーン×岡田利規 『プラータナー:憑依のポートレート』 バンコク公演

ウティット・ヘーマムーン(小説家)× 岡田利(演劇作家、小説家)

 

 

プラータナー:憑依のポートレート

 

世界初演・バンコク公演

 

 

生きること、創ることは、時代を問うこと。
生/性への欲望に恥じる日も、救われる日もある。
70年代生まれの芸術家二人が描く  わたしたちの“自画像”

 

世界初演バンコク公演

2018年8月22日(水)〜26日(日)
@チュラロンコーン大学文学部演劇学科 ソッサイパントゥムコーモン劇場

 

特設ウェブサイト   https://pratthana.net

 

 

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バンコク公演担当(川崎陽子) +66-(0)64 316 6295 / 東京オフィス(水野恵美) +81 -(0)3-6825-1223

 

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作品について

 

急速な都市化とグローバル化の渦の只中にあり、モノ、金、情報が入り乱れる現代のアジア。

 

東南アジア文学賞とセブン・ブック・アワードを受賞し、最も精力的に活動する小説家、ウティット・ヘーマムーンは、そんなアジアの現代を生きる個人の混沌としたアイデンティティや内面を鮮やかに描き出すことで国際的に高く評価されタイ現代文学の最前線を走ってきました。

そして、国内外で活躍し今や日本を代表する演劇作家で小説家、演劇カンパニー「チェルフィッチュ」主宰の岡田利規は、若者の日常的所作を鋭くとらえ現代演劇にアップデートする作風で一躍世界の演劇界の注目を集め、以降も、震災や社会事象などから透けて見える現実をつぶさに観察し続けています。

 

そんな2人がタッグを組むプラータナー:憑依のポートレートは、ヘーマムーンの最新長編小説に強く共鳴した岡田が、同作を原作に舞台化した作品です。

主人公であるひとりの画家が、芸術活動とそれを取り巻く社会のなかで、自己を探し求めながら葛藤し、出会いと喪失を経験するというストーリーで、登場人物の内面や性愛感情が鮮やかに描かれながら、彼らが住む社会の歴史、政治変動の流れが投影されます。

バンコクの世界初演の後にはパリでも上演が決まっており、現代を誰よりも鋭い眼で射抜いてきた二人による表現に世界が注目しています。

2人がとりあげる、現代社会を生きるすべての個人に向けた「根源的な人生の営みとはなにか」という極めて普遍的な問いは、このバンコクから世界の同時代を生きる人たちに届くのではないでしょうか。

 

舞台化のひとつのテーマ「生をとりまく境界線

 

ヘーマムーンの原作内に潜む「自己と他者」、「生と死」、「男と女」、「過去と未来」、「ある階級と別の階級」、「個人と国家」、「支配する側とされる側」、「欲望とその対象」といった、見えざる境界線。これらは、現代社会を生きる上で誰もが一度は体験することであり、ある意味で生きづらさの一因にもなるでしょう。本作の舞台化にあたって岡田は、これらの境界線を演劇の手法でストーリーや俳優の身体に重ね合わせることで、舞台上に立ち上げます。

 

さらに、殴り合いのようにもみえる衝動的なパフォーマンスで国内外によく知られ、ジャンルの境界に捉われず身体・空間・映像など様々な手法の表現を得意とするcontact Gonzoの塚原悠也が、空間の演出やデザインを行うセノグラファーとして参加。塚原の手により、「舞台上とそれ以外の空間」「現実と虚構」など、さまざまな境界線が舞台構造に立ち現われ、観客を包み、またかき消えることでしょう。

 

このように、「境界」をめぐるこれ以上ないキャスティングで表現が加速します。

 

 

作品について

 

多彩キャストとエマージングなクリエイター陣

 

バンコクでのオーディションで選ばれた11人の俳優は、若手からベテランまで年齢も様々。なおかつ俳優としてのみならず、作曲家、照明家、アーティスト、プロデューサーなど、俳優としての活動を超えて興味のある分野を独自に開拓し、ハイブリッドな活動を展開する才能が集結します。

クリエイティブチームには、タイと日本の新進気鋭のアーティストたちを迎えます。セノグラフィーの塚原悠也に加え、演出助手には国際演劇評論家協会タイセンター(IATC) の賞を2度にわたり受賞している注目の演出家、ウィチャヤ・アータマートが。また、衣裳は東京の劇団「快快」メンバーとして活動するほか、日本をはじめ海外の演劇、ダンス、美術、音楽作家の作品の舞台衣裳を独自の視点で手がける衣裳家、藤谷香子。照明デザインには、アピチャッポン・ウィーラセクタン『フィーバー・ルーム』照明デザインを担当し、実験的視点が注目を集める新鋭照明デザイナー、ポーンパン・アーラヤウィーラシットが。音響デザインはサウンドアーティストとしてインスタレーションやパフォーマンスの作品も発表する荒木優光。そして、映像にはcontact Gonzoで塚原と共に活動し、グラフィックデザイナーや写真家などとしての顔も持つ松見拓也が参加します。

ヘーマムーンと岡田をはじめ、11人の俳優とクリエイティブチームら同時代を生きる芸術家たちの目を通じて、本作は演劇という芸術形式の境界をも拡張していくに違いないでしょう。

※作品タイトルの「プラータナー」は、ウティット・ヘーマムーンによる原作小説のタイトルで言及されるタイ語で、「Desire= 欲望」の意。原作小説タイトルは英語で「Silhouette of Desire」を意味する。

 

 

 

あらすじ

 

原作小説『プラータナー:憑依のポートレート』  ((ウティット・ヘーマムーン著)

タイ語タイトル “Rang Khong Pratthana”(英語”Silhouette of Desire”、2017年6月 Juti出版)

 

2016年、バンコクに住む画家のカオシンは、Facebookを通じて連絡してきた若者ワーリーを自らのモデルとして迎え入れる。モデルは命を持つべきではないとの考えのもと、カオシンはワーリーと関係を結ぶことを拒みながら、その姿を描き続け、同時に自らの過去の性愛をワーリーに語って聞かせる。1991年の軍事クーデター・翌年の「暴虐の5月」と女性詩人、1997年のアジア通貨危機と芸術大学の同級生、2006年の軍事クーデターと帰国子女の若い女性アーティスト、そしてレンタルビデオ屋の男性店員との三角関係。カオシンが人々と紡ぐすべての関係が身体・欲望・芸術のあり方をめぐって描かれ、その後景には常にタイの政治が存在する。ワーリーとの関係の背後にも、2014年の軍事クーデターがある。自分の描く絵の中に永遠を捉えておきたいと願うカオシンだが、その一方ですべての人々がカオシンの元から去っていく。人間の身体と、国家という身体の輪郭と欲望を、タイにおける政治・芸術・サブカルチャーの変遷を通じて描く長編小説。

 

 

コメント

 

岡田利規

ウティット・ヘーマムーンによって紡がれた、怒りと悲しみから生み出されたエネルギーに充ち満ちている小説、現代のタイの社会に生きる芸術家の半生における性愛の遍歴が、芸術との遍歴が、そして、激しく揺れ動き続けるタイの政治状況・社会状況の中で格闘し、消耗し、スポイルされて無気力になっていく様子が描かれた、おそろしく濃密度で、挑発的で、痛々しいまでに切実な小説。それを原作にして、演劇をつくろうとしている。

わたしたちが身体に囚われて生きていること。身体の欲望に囚われて生きていること。国家に囚われて生きていること。国家の欲望に囚われて生きていること。それらのものに囚われるしかないまま、わたしたちが生と闘って、疲れて、歳をとっていくこと。そのことを、演劇の上演として、体現させようと考えている。誰も見たことのないような形式の演劇をつくりだすことによって。

2018年6月  岡田利規

ウティット・ヘーマムーンl

自身の作品が舞台演劇に翻案されていくさまを目にすること。それは喜びをはるかに上回る経験だ。心中の欲望が、現実のものになったのだから。抑圧され、語ることもできず、語らせてももらえず、自由を欠いたこの社会で、挑戦的であると見なされ、禁じられているものが、この物語には満ちている。非常に脆く、鋭いものが。この作品に信頼が寄せられて、岡田利規という、芸術的創造の思考と視点を十全に備えた演出家の手に渡り、舞台演劇へと脚色される。禁忌と挑戦が、ぼくたちの心を捉えるものになる。

ぼくたち二人は芸術家だ。民族、それぞれが住む社会、コミュニケーションの言語がどのように異なっていようとも、創作を始めれば、共通点が生まれる—脆く、危険な、針金を這い登っていく。演劇の如きしぐさと身のこなしを生み出すために。美しく生きるために—芸術創造の中で。

だからこそ、なにがあろうとも、この舞台作品を見逃すべきではないのだ。

2018年6月  ウティット・ヘーマムーン

 

 

プロフィール

 

原作:ウティット・ヘーマムーン
Uthis Haemamool
1975年タイ中央部サラブリー県ケンコーイ生まれ。バンコクのシラパコーン芸術大学絵画彫刻版画学部を卒業。2009年に発表した3作目の長編小説『ラップレー、ケンコーイ』(The Brotherhood of Kaeng Khoi)にて作家としての地位を確立し、同年の東南アジア文学賞とセブン・ブック・アワードを受賞。さらにCNNGoにて、タイで最も重要な人物の一人として掲載された。2013年には京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAで実施されたアーティストワークショップ「Work in Memory」に、映画監督のアピチャッポン・ウィーラセタクンとともに招聘講師として参加。同ワークショップに参加した日本のアーティスト6名との交流を通じて執筆した中編小説『残り香を秘めた京都』を発表。2014年から2015年までタイの文芸誌『Writer Magazine』およびタイ国文化省現代芸術文化局発行の文芸誌『Prakod』の編集長を務める。2017年6月『プラータナー:憑依のポートレート』(タイ語タイトル”Rang Khong Pratthana”、英訳”Silhouette of Desire”)を発表、同年8月にはバンコクにて自らのドローイングと絵画による”Silhouette of Desire”と題した展覧会を開催。
脚本・演出:岡田利規

1973年横浜生まれ、熊本在住。演劇作家/小説家/チェルフィッチュ主宰。活動は従来の演劇の概念を覆すとみなされ国内外で注目される。2005年『三月の5日間』で第49回岸田國士戯曲賞を受賞。同年7月『クーラー』でTOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2005ー次代を担う振付家の発掘ー」最終選考会に出場。2007年デビュー小説集『わたしたちに許された特別な時間の終わり』を新潮社より発表し、翌年第二回大江健三郎賞受賞。2012年より、岸田國士戯曲賞の審査員を務める。2013年には初の演劇論集『遡行 変形していくための演劇論』、2014年には戯曲集『現在地』を河出書房新社より刊行。2016年よりドイツ有数の公立劇場ミュンヘン・カンマーシピューレ(ドイツ)のレパートリー作品の演出を3シーズンにわたって務めている。

セノグラフィー:塚原悠也

1979年京都市生まれ、2004年関西学院大学文学研究科美学専攻修了。現在、大阪市在住。2006年にダンサーの垣尾優と共に「contact Gonzo」を大阪にて結成。公園や街中で「痛みの哲学、接触の技法」を謳う、殴り合いのようにも見える即興的な身体の接触を開始。個人名義の活動としては、2014年にNPO法人DANCE BOXの『アジア・コンテンポラリー・ダンスフェスティバル 神戸』や、東京都現代美術館の『新たな系譜学をもとめて 跳躍/痕跡/身体』展などでパフォーマンス・プログラムのディレクションを行う。また2014年より丸亀市猪熊弦一郎現代美術館にて始まったパフォーマンス企画「PLAY」にて『ヌカムリ・ジャミポス3部作』と名付けたパフォーマンス作品を3年連続発表。2011年〜2018年、セゾン文化財団フェロー助成対象アーティスト。

演出助手:ウィチャヤ・アータマート

Wichaya Artamat

1985年バンコク生まれ。タマサート大学映画専攻を卒業後、バンコク演劇祭のプロジェクトコーディネーターとして舞台芸術に携わる。2009年に「New Theatre Society」に参加したことをきっかけに、演劇の演出における様々な実験的試みや、型にはまらないアプローチを見出し、演出家として活動。特定の期間を通して社会がどのように歴史を覚えているか、またいかに忘れてしまうかを、様々な創造的な分野の人々とコラボレートすることによって探求することに強い関心を持つ。現代社会の現象や演劇形態それ自体に疑問を投げかけるためのプラットフォームとして、2015年「For What Theatre」を共同設立した。2014年と2015年には、演出作品『In Ther’s View: a Documentary Theatre』と『Three Days in May』でそれぞれ国際演劇評論家協会(IATC)タイセンターの賞を受賞。

 

 

出演者プロフィール

 

 

ジャールナン・パンタチャート

Jarunun Phantachat

チェンマイ大学マス・コミュニケーション学部を卒業。バンコクを拠点とするフィジカル・シアター・カンパニーB-floor theatreの共同設立者であり、共同芸術監督を務める。演出家に加え、ダイナミックな身体パフォーマーとしてもとしても活動し、カンパニー作品への出演のほか、ドイツ、日本、シンガポール、韓国、アメリカなどで国際共同製作作品にも多数関わり、“タイで最も素晴らしい女優”と評されるなど、高い評価を得ている。2014年、タイ文化省より30代〜50代までの最も活躍が期待される芸術家に贈られる「シラパトーン賞」受賞。2016年、ショートフィルム“Ferris Wheels”での演技によりショートショート映画祭&アジア2016にて映画最優秀俳優賞受賞。

ケーマチャット・スームスックチャルーンチャイ

Kemmachat Sermsukchareonchai

1988年生まれ。チュラロンコーン大学工学部出身。在学中に舞台照明を学び、演劇活動に携わる。バンコクの劇団「Democrazy Theatre Studio」メンバーであり、俳優、テクニカルマネージャー、照明デザインを務める。俳優としては、B-floor Theatre共同芸術監督のTeerawat Mulvilaiによる “Fundamental”、バンコクの劇団New Theatre SocietyのParnrut Kritchanchai による “Jap Rok ‒ imaginary Invali”などに出演。

クワンケーオ・コンニサイ

Kwankaew Kongnisai

女優、パフォーマー、歌手、声優。バンコク大学にてパフォーミングアーツの学士号取得、オーストラリアン・インスティチュート・オブ・ミュージックにてポストグラデュエート・ディプロマ取得。ミュージカルに多数出演のほか、映画出演、アニメの吹き替えなども手がける。New Theatre Society “The Trail after Kafka’s “ (2014)、バンコクの「トンロー・アートスペース」で上演された Damkerng Thitapiyasak演出 ”Dans Le Noi” など小劇場作品にも参加。

パーウィニー・サマッカブット

Pavinee Samakkabutr

タマサート大学演劇学科、チュラロンコーン大学スピーチ・コミュニケーション&パフォーミング・アーツ学科卒業。劇団「Democrazy Theatre Studio」共同創設者であり、俳優、照明デザイン、プロデュースを務め、新世代の演劇人や観客創出に尽力している。Adjima Na Pattalung, Nikorn Saetang, Pradit Prasartthong, Wichaya Artamart、平田オリザ、矢内原美邦など多くの演出家の作品に俳優として参加、高い評価を得ている。バンコク国際児童演劇祭2016、2018のオーガナイズを担当。

ササピン・シリワーニット

Sasapin Siriwanij

俳優、演出家、プロデューサー。チュラロンコーン大学で英文学の学士号及び修士号を取得、在学中に演劇活動を始める。B-Floor Theatreメンバーとして国内外で活動。2013年より演出家として自身の作品を発表、最近作はIATC2017にて最優秀女優賞を受賞した“OH! ODE” (Oh! What Joy, What Goodness, What Beauty Calls For Ode No.7012)。B-Floor Theatreでプロジェクト・マネジャーとして、また個人としてもインディペンデントに多くの国際プロジェクトに携わる。バンコク国際舞台芸術ミーティング(BIPAM)2018 ボードメンバーの議長を務めている。

タップアナン・タナードゥンヤワット

Tap-a-nan Tandulyawat

俳優、テレビ脚本家、作家。チュラロンコーン大学コミュニケーション・アーツ学部卒業。パスカル・ランベール演出作品などに出演、ミュージカル、テレビ映画にも出演のかたわら、自らの演出作品も手がける。

ティーラワット・ムンウィライ

Teerawat Mulvilai

1973年生まれ。B-Floor Theatre共同創設者・共同芸術監督。パフォーマー、ダンサー、フィジカル・シアター作品の演出など多岐にわたる活動を展開。造形芸術と舞台芸術を融合させ、社会と政治における暴力や不公平さ、構造の問題を扱いながら、批評的な作品を創作。現代タイにおけるもっともクリティカルかつ社会性の高い演出家と評されている。2012年、長年にわたる平和、民主制、正義への貢献にあたりPiti Silp Santhi Dhamma Awardsを受賞。

タナポン・アッカワタンユー

Thanaphon Accawatanyu

1992年生まれ。タマサート大学ジャーナリズム・マスコミュニケーション学部卒業。在学中より演劇クラブにて演劇活動を始める。バンコクの劇団「Splashing Theatre Company」共同創設者であり作・演出および出演を務めるほか、フリーランスのライターとしても活動。バンコクシアターフェスティバル2015 最優秀脚本賞を受賞。

トンチャイ・ピマーパンシー

Thongchai Pimapunsri

「Splashing Theatre Company」共同創設者、俳優。タマサート大学政治学部在学中、演劇クラブで演技経験を積む。ダンス、フィジカル・シアター、ミュージカルなど多様なジャンルにわたる舞台作品に参加、B-Floor Theatre, Anatta Theatre Troupe作品にも俳優として出演している。IATC2016にて最優秀男優賞を受賞。

ウェーウィリー・イッティアナンクン

Waywiree Ittianunkul

チュラロンコーン大学芸術学部卒業。パフォーマーとして、B-Floor Theatre、Democrazy Theatre Studioの作品に参加している。近年の活動では、Democrazy Theatre Studio” Happy Hunting Ground” (タイとドイツのコラボレーション作品、2016)に参加、バンコク公演の他ドイツ、スイス公演に参加。2015年B-Floor Theatre “Manoland”、 2014年にバンコク、仙台、東京で上演された子供向け作品”yoo-dee” にも出演。

ウィットウィシット・ヒランウォンクン

Witwisit Hiranyawongkul

パフォーマー、俳優、歌手、ソングライター、文筆家。タイ映画『Love of Siam』の主役として一躍注目を集め、ポップバンド『August』は中国やタイにて国際的な名声を得る。ソロアーティストとしても、『PCHY』としてタイや中国にてアルバムをリリース。近年は舞台俳優活動も積極的に行っている。IATC2016にて自身のオリジナルミュージカル”Cocktails”が最優賞ミュージカル賞と最優秀男優賞を受賞。

 

 

公演詳細

 

 

『プラータナー:憑依のポートレート』バンコク公演

 

原作:ウティット・ヘーマムーン(”Rang Khong Pratthana”)

脚本・演出:岡田利規

セノグラフィー:塚原悠也

演出助手:ウィチャヤ・アータマート

 

出演:ジャールナン・パンタチャート、ケーマチャット・スームスックチャルーンチャイ、

クワンケーオ・コンニサイ、パーウィニー・サマッカブット、ササピン・シリワーニット、

タップアナン・タナードゥンヤワット、ティーラワット・ムンウィライ、タナポン・アッカワタンユー、

トンチャイ・ピマーパンシー、ウェーウィリー・イッティアナンクン、ウィットウィシット・ヒランウォンクン

 

※タイ語上演 日本語・英語字幕付

 

 

公演日時

2018年8月22日(水)〜26日(日)

8月22日(水) 8月23日(木) 8月24日(金) 8月25日(土) 8月26日(日)
13:30★ 13:30
19:30 19:30 19:30 19:30

★・・・終演後、ポスト・パフォーマンス・トークあり

 

会場

チュラロンコーン大学文学部演劇学科 ソッサイパントゥムコーモン劇場

6 Floors at Mahachakri Sirindhorn Building Faculty of Arts, Chulalongkorn University,

Phayathai Road, Pathumwan, Bangkok 10330

 

 

チケット料金  ▶2018年7月11日(水)発売!

一般前売:700バーツ/一般当日:750バーツ

学生前売:400バーツ/学生当日:450バーツ

Early Bird:550バーツ(7月31日までのご予約・お支払)

 

チケット取扱い

TEL:+66-(0)64 679 6768 (タイ語・英語対応)/ Email:pratthanabkk@gmail.com

 

 

特設ウェブサイト  https://pratthana.net

 

クレジット

衣裳:藤谷香子(FAIFAI)

照明:ポーンパン・アーラヤウィーラシット

音響:荒木優光

セノグラフィーアシスタント・映像:松見拓也

舞台監督:大田和司

原作翻訳:福冨渉

脚本翻訳:ムティター・パーニッチ

翻訳協力:パタラソーン・クーピパット、マッタナー・チャトゥラセンパイロート

通訳:パタラソーン・クーピパット、パイブーン・パッタチャーリーサクン

宣伝美術:宮村ヤスヲ/宣伝美術素材提供:ウティット・ヘーマムーン

 

統括プロデューサー:中村茜

プロダクション・マネージャー:川崎陽子

プロデューサー:黄木多美子

アシスタント・プロダクション・マネージャー:水野恵美、ポーンチットラー・ウォンシーサワット

票券:チャトゥラチャイ・シーチャンワンペン、ナパック・トライチャルーンデート、ラッダー・コンデート

広報協力:西谷枝里子(リレーリレー)

 

主催:国際交流基金アジアセンター、株式会社precog、一般社団法人チェルフィッチュ

助成:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、公益財団法人セゾン文化財団

会場協力:チュラロンコーン大学文学部演劇学科、シーナカリンウィロート大学 College of Social Communication Innovation、Democrazy Theatre Studio

協力:Bangkok CityCity Gallery、Candide Books & Café、all(zone)、ARTIST+RUN GALLERY、B-floor Theatre、Bangkok Arts & Culture Centre

後援:タイ国日本人会