The Silence of Insects (昆虫たちの沈黙)

マルチメディアアーティスト

 瀬山葉子氏による巨大折り紙オブジェ

 

“The Silence of Insects”

 

11 月12 日(木)~17 日(火)

@The Rose Hotel Bangkok

 

  

 

<瀬山葉子氏による展示>

日程:

11月12日(木)~17日(火)午後5時~午後8時

場所:

ローズホテルバンコク(118 Surawongse Road, Bangkok)

来場者数:

118名

 

<パフォーマンス>

[Date]

日程:

11月14日(金)~16日(日)午後7時~

アーティスト:

18 Monkeys Dance Theatre

場所:

ローズホテルバンコク

(118 Surawongse Road, Bangkok)

 

 

国際交流基金バンコク日本文化センターは11月12日(木)から17日(火)まで、日本人マルチメディアアーティスト・瀬山葉子氏とタイのダンスカンパニー「18 Monkeys Dance Theatre」が協働する展示・パフォーマンス”The Silence Of Insects”を主催いたしました。

 

”The Silence of Insects(昆虫たちの沈黙)”は18 Monkeys Dance Theatreが主催する”Unfolding Kafka Festival”の一環として展示・上演されました。同作品は、フランツ・カフカの『変身』を題材にし、瀬山葉子氏が大量の昆虫の折り紙(材料は徳島県アワガミファクトリー提供による伝統和紙・阿波和紙)を使ってインスタレーションを制作する展示パートと、同インスタレーションおよび巨大折り紙にて制作する昆虫をタイ人ダンサーがパフォーマンスに使用する公演パートの2部にて構成され、パフォーマンスでは、18 Monkeys Dance Theatre主宰ジッティ・チョムピー氏が演出を手がけました。

 

気鋭の日本人作家瀬山氏による伝統和紙の巨大折り紙とエキゾチックな振り付けで知られるジッティ氏のコラボレーションが圧巻のイベントとして幕を閉じました。

 

セミのデザイン(折り紙)

17年ゼミと飛ぶセミのデザイン:ロバート・J・ラング

セミのデザイン:福井久男

 

折り紙製作:

瀬山葉子

泰日工業大学折り紙クラブ

– エカシット・ケムグアット

– パッタナン・クサラーサイ

– ラッタナー・アサワゴンプラティープ

– タナティップ・コーシットティパット

 

 

アーティストプロフィール

瀬山 葉子

 

マルチメディア・アーティスト/セノグラファー
東京出身、ベルリン在住。

 

武蔵野美術大学建築学科卒業、

 

オランダ王立美術アカデミー/アートサイエンス修士修了、平成25年度ポーラ美術振興財団在外研修終了。

 

デジタルとアナログを融合させた素材を扱った、インスタレーションやパフォーミング・アートは瀬山氏の建築や舞踏経験に基づき、空間に時間と共に新たな定義を投げかける。特に光を扱う作品が多く、様々な国で発表している。

 

代表的な作品は、Zentrum für Internationale Lichtkunst  (Unna, GER), Wood Street Galleries (Pittburg, USA), Scopiton (Nantes, FR) STRP, KAAP, TodaysArt, E-pulse, SonicActsXIII, TETEM (NL) など。

 

最新作『Saiyah #2 -光と色彩の構成』は銀座のポーラ・アネックス・ミュージアムとドイツ・ベルリンの ACUDにて発表。

 

手がける舞台美術はコンテンポラリーダンスや現代音楽とのコラボレーションが多い。美術・空間演出を自身で手がけた光の舞台『Saiyah』がスウェーデン・ウメオ市のオペラハウスで2014年に初演された。

 

ジッティ・チョムピー

 

振付師。1974年バンコク出身。チュラロンコン大学化学工学部卒。

 

バラポーン-カンチャナ・バレエスクールにてデイビット・シールズとウィリアム・モルガンにクラシックバレエを習う。香港のジーン・M.ウォン・スクール・オブ・バレエとNYエイリースクールでは奨学金を授与された。

 

2010年タイ帰国。18 Monkeys Dance Theatreを立ち上げ、演出家・振付師として活躍している。

 

2011年ゲーテ・インスティトゥート・タイのOutstanding Young Choreographerを受賞。2012年と2014年にはTanz Platform に招へいされ、ドイツの作家デイルク・P・ハウブリッヒと瀬山葉子氏とコンテンポラリーダンス『Lieber Adzio』を制作した。参加フェスティバルに、George Town Fesitlva(マレーシア、2011)、Festival Tanztendenzen(ドイツ、2014)、国際舞台芸術ミーティングin横浜(日本、2012)など。さらに在仏タイ大使館とアンスティチュ・フランセの支援によりLa Fete2015のための新作を制作中。

 

イベント写真

 

  

主催

国際交流基金バンコク日本文化センター

共催

18 Monkeys Dance Theatre

協賛
アワガミファクトリー The Rose Hotel Bangkok