国際交流基金バンコック日本語センター紀要

第1号( 1998年 3月発行 )

目次

論文

ラ行のローマ字 “R” 表記に関する再考察 ― 試論: “L” 表記の可能性  伊野正洋 1
タイにおける漢字教育への提言― 日本語漢字レベルテスト試案 ―   亀山稔史 13
タイの高等教育機関における日本語教育― チェンマイ大学を例として ―   小西広明 27
タイ語の無意志下方移動表現 高橋清子 43
     

 

実践報告

   
会話学習指導における問題点 青沼国夫 49
異文化間コミュニケーションの視点を導入 した作文指導 櫛田佳子 59
学校案内オリエンテーリング実践報告 ― 選択科目(総学習時間数 40 時間)の学生を対象として ―   見上直子 67
プロジェクトワークにおける学習者の個人評価について 三浦多佳史 79
文法教科書開発の経過報告 中村妙子 三浦多佳史 89
ペア学習を活用した読解授業の試み 斉藤三千代  97
日本語教師研修実践報告― 教室活動の分析と加工をテーマとして ― 北村武士 斉藤三千代 109
日本人協力者を招いての「カンチャナブリ模擬ツアー」実践報告 Sakesit Paksee,
Pattarasupar Siengyai
星井直子
 121
     

 

研究ノート

   
日本語教師の国際貢献 水野幸二 133
弁論大会へ向けての指導法 鈴木清美 137
タイ人学習者の書くひらがなの字形の特徴― 集計結果の分析 ― 吉田裕子 143

 

調査・資料

   
カセサート大学付属中等学校における生徒の 日本語科目の選択理由と目的 Laddawan Srisawatphong 149
タイ中等学校日本語コースに関するアンケート 調査結果  原龍志
Noppawan Boonsom
Prapa Sangthongsuk
153
日本語学習の理由― 泰日経済技術振興協会付属語学学校の場合 ―   Somchai Sheung 159
昭和十年代タイ国日本語教育史年表 Voravudhi Chirasombutti 北村武士  163
     
要旨   167