『国際交流基金バンコク日本文化センター日本語教育紀要』
第2号( 2005年 8月発行 )

目次
特別寄稿
学習者に「話せる!」という実感を与えるために ― 初級教育再考 ― | 小山悟 | 5 |
論文 | ||
タイ人日本語学習者の文末「よ」の聞き取り | Promjit Niyomvanich | 21 |
タイ語の「 caj 」について ― 日本語の「気」と比較して ― | Aradee Apiwongngam | 37 |
「赤と白」が象徴する対象性 ― 『雪国』考 ― | Nanchaya Mahakhan | 47 |
単純なリピートが発音に与える効果 ― 教室でのリピートはどの程度役に立つのか ― | 千葉真人 佐藤純 | 57 |
実践報告 | ||
観光学科の 3 年生の「カンチャナブリ模擬ツアー 」実践報告 | 大野直子 | 71 |
チェンマイ大学ガイド実習「チェンマイ半日ツアー」の試み | 吉田直子 | 85 |
日本語教育的実践としての「インターネット・ホー ムページ・イーラーニング」 ― 筆者の試行錯誤的経験に基づいて ― | 森康眞 | 95 |
一般日本人・日本語アシスタントによる「日本 語教育活動」の意義 ― 異文化間コミュニケーションと日本語学習 支援の立場から ― | 森康眞 | 107 |
ウボンラチャタニ大学教養学部日本語学科 開設に向けての動き | 池田隆 | 121 |
会話授業における個別フィードバックの効果 について ― 学習者自身による会話の文字化を用いて ― | 関裕子 | 131 |
タイの中等教育用日本語教科書作成プロジェクト | Bussaba Banchongmanee 今枝亜紀 Prapa Sangthongsuk | 147 |
研究ノート | ||
タイ人における日本語聴解教育の現状と課題 | Sukanya Thongdeenok | 159 |
流暢さと正確さ ― タイの大学での実践を踏まえて ― | 藤井明子 | 165 |
文化リテラシーを身に付けるための授業設計のスト ラテジーと『あきこと友だち』 | Prapa Sangthongsuk 八田直美 | 171 |
調査、研究資料、データ | ||
パソコンで日本語のアクセント記号が付いた 教材を作成する方法 ― 組版用ソフトウェア T E X を用いて ― | 松原潤 | 177 |
2004 年のタイ大学入試と日本語を受験科 目に指定した大学専攻 | 海老原智治 | 183 |
タイ国内日本人家庭ホームステイプログラムは 関わった人たちにどんな意義があったか ― 学習者・教師・日本人協力者 3 者の 調査報告 ― | 深澤伸子 | 201 |
ビジネスで使う日本語を考える -企業と教育現場の視点から- | タナサーンセーニー美香 高坂千夏子 當山 純 中井雅也 深澤伸子 | 207 |
要旨 | 225 |