『国際交流基金バンコク日本文化センター日本語教育紀要』
第6号( 2009年 9月発行 )
目次
特別寄稿
タイ国内でも使える日本語のヤマの指導 –『1日10分の発音練習』を例として– | 河野 俊之 | 1 |
論文 |
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受動受益的「~テモラウ」文とそれに対応するタイ語の表現 | Sirilak SUJIWARODOM | 11 |
日本語学習者の作文産出に対するビリーフとストラテジーの特性 –タイの大学生の場合– | 石橋 玲子 | 23 |
複合動詞後項「~たつ」の意味 –文法化の観点から– | 小浦方 理恵 | 33 |
タイの高校で求められる日本人日本語教師像 –学生とタイ人教師の視点から– | 中井 雅也 | 43 |
日本語談話における助詞「ネ」の「注視要求」の機能 | Asadayuth CHUSRI | 53 |
言語の中の文化 –タイ人及び日本人の日本語のほめの相違の対照研究– | Bussaba BANCHONGMANEE | 65 |
実践・調査報告 |
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タイ人初中級話者の「N1のN2」の使用 –発話時に見られる誤用「N 2のN1」を中心– | 水野 吉徳 | 77 |
バンコクにおける鈴木忍と『簡易日泰会話』 | 齋藤 正雄 | 87 |
初級後期・日本語学習者の「助詞」に関する理解と定着度 –中間テストにおける解答行動を手懸りに– | 森 康眞 | 97 |
「ラチャパットの日本語教育を考える会」による ラチャパット大学開講科目調査 | 春野 愛、東野 佳与、花井 慎行 | 107 |
日本人教師が感じているタイ人学習者の発音の問題点と その具体例 | 千葉 真人、佐藤 純、大田 真也 | 115 |
タイにおける旅行会社の日本語広告に見られる漢字の出現頻度 –日程・費用・条件等を対象として– | 千葉 真人 | 125 |
日本人と働いたタイ人教師の気持ち –JENESYS若手日本語教師受入担当教師への インタビュー結果– | 内山 千尋 | 135 |
タイの初中等教育外国人教員に対する外国人教員免許の 保持規定について –制度概要と関係法規の日本語訳– | 海老原 智治 | 145 |
タイの大学の教育学部における日本語教員養成と 日本語教育科目のデザイン | 西野 藍 Tawat KHAMTHONGTHIP Supalak KRITSANANON | 155 |
日本語クラブから創られる教師像 –教師志望の動機はどのように現れるのか– | 伊牟田 翼 | 165 |
研究ノート |
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ピア・レスポンスにおける有効なグループ編成 –タイ人中級学習者の場合– | 前野 文康、伊牟田 翼 | 175 |
要旨 | 181 |